三笠宮彬子さま 仏教美術の視察などのため ブータンに向け出発

今回はブータンの王族から招待を受けての訪問で、彬子さまは、午前11時半ごろ、成田空港の搭乗口で宮内庁の職員らとあいさつを交わして民間機に乗り込み、ブータンに向けて出発されました。

宮内庁によりますと、日本の美術を研究している彬子さまは、仏教美術や伝統文化の保存などに尽力しているブータンの王族が去年来日した際、両国の伝統文化について意見を交わされていて、それが今回の招待につながったということです。

彬子さまのブータン訪問は初めてで、滞在中、チベット仏教の寺院や国立博物館などを視察されます。

また、歓迎の晩さん会に臨むとともに、現地時間の9日には首都ティンプーでワンチュク国王を表敬訪問し、今月12日に帰国されます。