「個人情報を送り強盗するしかない状況に」所沢 強盗傷害事件

1日未明、埼玉県所沢市の住宅に4人組が押し入り、住人の80代の夫婦を刃物で脅し粘着テープで縛って現金およそ8万円などを奪って逃げた強盗傷害事件では、前橋市の自称・飲食店店長海藤貴志容疑者（43）と神奈川県小田原市の自称・アルバイト佐藤聖峻容疑者（24）それに住所・職業不詳の自称・和佐裕夢容疑者（28）の3人が警察に逮捕されました。

夫婦は腕を切りつけられるなどしましたが、いずれも軽傷でした。

3人は調べに対しいずれも容疑を認めた上で「秘匿性の高い通信アプリでやりとりして仕事を受けた。指示役に自分の個人情報を送るなどしてしまい強盗に加担するしかない状況になった」などと供述していることが捜査関係者への取材でわかりました。

警察は事件に使われたとみられる車を数台押収していて「闇バイト」で集まった強盗グループとみて逃げているもう1人の行方を捜査しています。