文部科学省の中教審=中央教育審議会の特別部会は、急速な少子化により2040年には18歳人口は25%減っておよそ82万人になると予想されるとして、高等教育の役割やあり方を議論していて、28日、中間まとめの案を示しました。
案では今後、最低限の学生数を確保できず、募集停止や経営破綻に追い込まれる大学などがさらに出ることは避けられず、教育や研究の質を維持できないおそれがあるとしたうえで、国公私立の枠を超えた統合や縮小、撤退などの議論が必要だとしています。
そのうえで、適正な規模の確保に向けた具体策として
▽再編や統合を通じて教育研究力を強化する支援や
▽定員を満たさず不採算の状態が続く場合の規模の縮小や撤退に関する指導の強化などを盛り込んでいます。
また、
▽すでに地方を中心に入学者数の減少で学生の募集停止が相次いでいるなどとして、志願動向や人材需要を整理して地域の実態を踏まえた再編計画を作るための支援が必要だとしています。
特別部会では今後、大学の授業料を含めた教育費の負担のあり方なども議論することにしていて、今年度中にとりまとめることにしています。
時間
28/06/2024
数字をクリック
1147
少子化時代の高等教育 支援や指導強化の中間まとめ案 中教審
詳細
推奨
-
1
札幌の公園 丘一面に約70万本のコスモス
25/09
-
2
東京メトロ東西線 11日から2日間 終日運休 東陽町~西葛西
10/05
-
3
“ひぼう中傷” 性被害生徒が賠償求めた裁判 練馬区側争う姿勢
15/05
-
4
ゆうちょ銀行 期間5年の定期貯金の金利引き上げ 2007年6月以来
12/01
-
5
埼玉県の競艇場内の国有地 約60年使用料未徴収 会計検査院
11/10
-
6
携帯電話「060」から始まる番号が加わる見通しに 総務省
02/10