この調査は5日、琉球大学の中村崇准教授などの研究チームが本部町の3つの地点で行いました。
このうち潮の流れが穏やかな地点では、水温が30.3度と高く、水深2メートルから4メートルの浅瀬に広がるほとんどのサンゴが白化していることが確認されました。
白化は、サンゴに共生して栄養を供給する「褐虫藻」と呼ばれる植物プランクトンが水温の上昇などで失われる現象で、水温が30度以上の状態が続くと起きると考えられています。
沖縄周辺の海水の温度は、先月は解析値のある1982年以降で最も高くなっていて、中村准教授は「気温が高い状態がこの先さらに続いて、台風が接近しない状態が続くと、白化したサンゴが死ぬ確率が増え、サンゴ礁の生態系のバランスが崩れることが心配される」と指摘しています。
時間
06/08/2024
数字をクリック
1051
沖縄本島北部の浅瀬に広がるサンゴに白化を確認 琉球大学
詳細
推奨
-
1
「トー横」と「グリ下」繁華街で活動する東西の支援団体が協定
28/02
-
2
東大が授業料引き上げ検討 きょう学生と「総長対話」で説明へ
21/06
-
3
東京都心で積雪 ピーク過ぎるも交通影響など注意
08/03
-
4
東京 母子4人死亡 母親殺害容疑で父親逮捕 子殺害もほのめかす
19/06
-
5
神奈川県内 12日未明から火事相次ぐ 2人死亡 2人連絡取れず
12/02
-
6
新潟 新発田 女性殺害 被告に1審に続き無期懲役判決 東京高裁
17/05