国民生活センターによりますと、全国の消費生活センターなどには、コード決済サービスで返金するなどと言われ、金銭をだまし取られたという相談が、ことし4月までの1年間で2644件寄せられました。
ことし4月には444件と、去年の同じ時期の20倍以上に増えているということです。
ことし4月には、インターネットのサイトで洋服を注文した10代の男性が、サイト側から「在庫がないので返金する」と言われ、コード決済サービスのアプリで、送られてきたQRコードを読み込み、「返金コード」として指定された5桁の数字を入力したところ、実は送金の操作をさせられていて、9万9980円をだまし取られたということです。
また、別のサイトで2万円のバイク用品を注文した50代の男性は「欠品なので返金する」とメールが届き、カスタマーセンターを名乗る相手から指示されるまま、コード決済サービスを操作したところ、「返金できなかった」と言われ、何度も操作を繰り返した結果、いつの間にか合わせて100万円を送金していたということです。
国民生活センターは「『○○ペイで返金します』と言われたら、まずは詐欺を疑ってほしい。相談事例では、通販サイト自体が偽のサイトである場合が多いと見られ、販売事業者の連絡先や責任者の名前などをしっかりチェックしてほしい」と、注意を呼びかけています。
時間
31/07/2024
数字をクリック
1142
「○○ペイで返金 まずは詐欺疑って」相談増加で注意呼びかけ
詳細
推奨
-
1
宮崎空港 ほぼ通常運航に 帰省した人“気をつけながら”
09/08
-
2
投資詐欺事件「西山ファーム」元副社長の海外での足取り捜査
14/03
-
3
桐島容疑者とみられる人物 「ウチダヒロシ」名乗り生活か
28/01
-
4
能登半島地震6週間 石川 輪島 被災した人も支援物資仕分け配付
12/02
-
5
横山ゆかりちゃん 行方不明事件から28年 情報提供呼びかけ
07/07
-
6
有明海産の養殖のりで出荷制限か 漁協に排除措置命令 公取委
15/05