去年5月16日、栗原市の東北自動車道の下り線で、エンジンの故障のため停車していたバスに大型トラックが追突し、バスの乗客でネパール人の留学生2人と、バスを運転していた当時56歳の会社役員の合わせて3人が死亡し、大型トラックを運転していた福島県いわき市の会社員、久保光被告(31)が過失運転致死の罪で在宅のまま起訴されました。
2日の判決で仙台地方裁判所の宮田祥次裁判官は「前方と左右に注意するという最も基本的な義務の違反で、その場で3人が死亡した結果は重大だ。被害者はそれぞれ子どもの成長を楽しみに仕事に取り組んだり、来日して夢に向かって進んでいたりしていて、遺族の喪失感は当然だ」と指摘しました。
そのうえで「『生涯罪を背負って生きていく』と述べて反省し、被害弁償も見込まれる」などとして禁錮1年6か月、執行猶予4年を言い渡しました。
時間
02/07/2024
数字をクリック
1714
東北道3人死亡事故 会社員に執行猶予付き禁錮1年6か月の判決
詳細
推奨
-
1
脚本家小山内美江子さん死去「翔ぶが如く」「3年B組金八先生」
10/05
-
2
高齢者の配食事業で安否確認怠る 札幌市長は事業者の処分検討
20/06
-
3
「旅立ちの日に」作曲の元教諭に教わり中学生が練習 埼玉 狭山
12/03
-
4
コンビニで電子マネー購入させる特殊詐欺急増 対策協力要請へ
11/06
-
5
静岡 菊川 家族3人死亡 20代男 切りつけ逃走か 殺人事件で捜査
28/07
-
6
トヨタ 国内の自動車工場の生産ライン 13日から一部稼働再開へ
09/02